下諏訪町議会 > 2015-03-24 >
平成27年 3月定例会−03月24日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2015-03-24
    平成27年 3月定例会−03月24日-05号


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    平成27年 3月定例会−03月24日-05号平成27年 3月定例会            平成27年3月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 中 村 奎 司  出          8番 藤 森 スマエ  出   2番 津 金 裕 美  出          9番  欠   員   3番 河 西   猛  欠         10番 青 木 利 子  出   4番  欠   員             11番 林   元 夫  出   5番 松 崎 茂 彦  出         12番 小 池 忠 弘  出   6番 小 口 峯 一  出         13番 中 山   透  出   7番 金 井 敬 子  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   山 田 順 一      庶務人事係長   中 澤   務   庶務議事係長   瀬 戸   茂 説明のために出席した者   町長       青 木   悟      健康福祉課長   高 橋 孝 一   副町長      小 林 繁 人      産業振興課長   柚 原   勉
      教育長      小 沢 貞 義      建設水道課長   沖 山   亘   総務課長     山 田 英 明      消防課長     北 澤 浩 司   税務課長     林   賢 一      会計管理者兼会計課長                                  小 口 和 好   住民環境課長   白 川 光 一      教育こども課長  矢 島 正 恒 本日の会議日程 平成27年3月24日(火)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.議会運営委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、一部即決、一部委員会付託   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.総務経済常任委員会の閉会中の継続審査について   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり             開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は平成27年3月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は10人であります。届け出による欠席議員は、3番河西 猛議員であります。よって、本会議は成立いたしました。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、意見書案2件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件が提出されました。この取り扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から報告願います。小池忠弘委員長、登壇の上、報告願います。 ○議長 小池委員長。 ◎議会運営委員長(小池) 大変御苦労さまでございます。議会運営委員会から御報告いたします。3月24日、午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました意見書案2件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件の取り扱い及び会期日程について協議をいたしました。その結果について御報告いたします。  意見書案2件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件については、それぞれ取り上げることといたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  初日に提案された全議案及び陳情の取り扱いの決定に続いて、意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  続いて、議会運営委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  次に、委員会提出議案の上程、説明、質疑、討論を経て採決を行います。  続いて、議員提出議案の上程、説明、質疑を行い、所管の総務経済常任委員会へ付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに総務経済常任委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、それに対する質疑、討論を経て採決を行い、3月定例会の全日程を終了することにいたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました、日程及び議案の取り扱いについて、質疑のあります方は、御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取り扱いについては、委員長報告どおり決定することに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。藤森スマエ常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 藤森委員長。 ◎生活文教常任委員長(藤森) それでは、生活文教常任委員会より報告いたします。  議案第 1号 下諏訪町保育の必要性の認定基準等を定める条例の制定について  議案第 2号 下諏訪町保育所条例の一部を改正する条例について  議案第 5号 下諏訪町老人デイサービスセンター条例を廃止する条例について  議案第10号 諏訪広域連合規約の変更について  議案第13号 平成26年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)  議案第14号 平成26年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議案第15号 平成26年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  議案第16号 平成26年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)  議案第18号 平成27年度下諏訪町一般会計予算  議案第19号 平成27年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算  議案第21号 平成27年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算  議案第22号 平成27年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算  議案第24号 平成27年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算  本委員会は、平成27年3月10日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告します。  それでは、本委員会の審査報告をいたします。  議案第1号は第2号と関連し、子ども・子育て支援法第20条の規定に基づき、保育の必要性の認定基準等に関し、必要な事項を定めるものです。保育の必要性の認定基準は、1カ月において48時間以上労働することを常態とすること、保育の必要量は今まで午前8時から午後4時までの8時間が、午前7時30分から午後6時30分までの11時間となり、1カ月当たり212時間、これは1日8時間掛ける26.5日で212時間だったものから、292時間、これは1日11時間掛ける26.5日の292時間を保育の標準時間とするものです。  質疑では、認定基準が変わるということは、うちに祖父母がいて保育を必要とするという観点から今まで対象外だった人も認定されるのかに対しては、現在500人定員に対して480人前後入所している。2月の入所希望時には未満児88人、3歳以上児397人で、485人と例年と余り差違はない。  未満児の希望がふえている。未満児は当初は54人、それから68人とふえ、現在は88人とふえてきている。未満児増となり職員の体制はどうなるか。臨時を4人、嘱託を1人、長時間を3人ふやすということです。これから預けて仕事を探したいという人についてはどうなるかについては、相談は受けている。3歳以上児は余裕があるので優先順位をつけて受け入れていくということです。  討論では、国の子育て支援法に基づいての条例制定であること、家計に優しく、就労に関しても問題はない。職員も加配し、施設もトイレ改修など考えられている。また、女性の社会進出が進み、働くお母さんがふえている。認定基準では相談に乗ってほしいことと、町民にしっかり周知してほしいの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第2号は、子育て支援法の創設に伴い、公立保育園だけでなく、幼稚園の定員を超えた場合、または必要性の認定を受けていなくても定員に余裕のある場合、また、年度途中でも受け入れることができること、そして保育料の内容を明記したものです。  質疑では、保育料の未納状況について、今まで未納が1,000万円以上あったが、児童手当から保護者の同意を得て充当することができるようになり、1,000万円を切った。分納や計画納付をお願いしている。平成26年6月には920万円、36世帯であったが、平成27年2月には835万円となっているということです。  討論では、条例整備については問題ない。私的契約時、受託児童など、難しい用語についてはしっかり説明を。また、保育料については規則になっているので周知をお願いしたいの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第5号は、4月1日から天白の老人デイサービスを廃止する条例です。  質疑では、デイサービスをやめるきっかけについて、今までのスペースをどう使うのか、それからデイサービスの運転手、デイサービスにかかわってきた職員はどうなるのかが問われました。それについては、ハイム天白の赤字が続き、基金繰り入れでやってきた。昨年から、あり方検討委員会を立ち上げ、健全運営について検討。デイサービスは収入に不安定さがある。現在、デイサービスは町に10施設以上あること、特養が6期計画で増床が見込まれることになったので6床増床する。運転手1人は営繕に、もう1人は退職して地域開発公社に、ほかの職員は特養に移るということです。  討論では、デイサービスを廃止しても町内に10カ所あること、職員も利用者も後の体制がしっかりしている、重要な事業であるので今後も頑張ってほしいの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第10号は、広域連合規約介護保険給付費関係の経費を人口割100%であったものが、給付費と比較するとかなり乖離があり、見直してほしいとの申し出があり、2年前から審議した結果、人口割90%、給付費割を10%と改正するものです。  質疑では、この2年間にわたる協議がどのように進められてきたのか、その経過と負担割合の根拠について、また2年間、各市町村議会へも広域連合議会へも報告がなかったについては、最初は100%給付費割の主張があったが、いきなりでは負担が大きすぎるということで9対1、8対2、7対3の案をつくる中で、急激な負担は困ると下諏訪町が主張してきた。最後は正副連合長会議で決定した。3年間はこれでやるということで、その後に協議するということについても決まっていない。  議会への報告がなかったのは、どうなるかについてはわからなかった。変更しないということも選択肢であったためで、担当課は給付費を大にすれば介護保険利用の抑制にもつながると反対の立場で通した。茅野市は560万円減、下諏訪町は560万円増となるということです。  介護保険発足時の15年前の理念、広域でやるのだから20万人全体で支えましょうというのは変わったかについては、茅野市議会から負担が大きいと2年前に出され、市側が議会に対して説明し切れなかったと思う。理念は変わっていない。単独でやっていれば自分のところは自分で見るのが筋だが、今度の場合、乖離があるということで出されてきた。今後について第6期中には9対1以外、何も決まっていないということです。  討論では、構成自治体で発生する給付費は人口割に比例しないということは当然、広域では人口割ということで決まった。これを見直すという討論が始まったことに、まず反対。審議の経過も不透明で、この間、議会に報告もない、住民の意見の反映もない、下諏訪は反対の立場で望んでくれたことはうれしい、町の負担が560万円増になることも含めて反対。また、問題点は指摘のとおりであるが、やむを得ない、下諏訪は立場を主張してきた、これでよくおさめてくれたと思う、努力を買う、もう一度100%に戻すという手もある、3年間対応してみるということで賛成と、賛否両論の意見があり、採決の結果、挙手多数で可決されました。  議案第13号は、26年度一般会計補正予算です。社会福祉寄附金の小口瑠璃子様からは10年以上、寄附を続けていただいているとの説明がありました。  下諏訪プレミアム付商品券の配布事業については、低所得者世帯1,400世帯、18歳以下の子供3人以上の多子世帯へ280冊を無償配布、2万冊を一般に5,000円で販売するというものであります。低所得者世帯への配布は下諏訪のみということです。  もう一つ、カヌーについては昨年体験教室を開いた。ここで国の交付金を使ってカヌー指導者の育成をしていきたい。両方とも27年度事業になるため、繰越明許費の計上をしてあります。  質疑では、プレミアム付商品券生活保護受給者には配布するのかについては、配布すると収入認定に当たるという社会福祉事務所の判断があり、今回は配布しないということです。  カヌー指導者の認定基準は、それから、いずみ湖と諏訪湖の関係について、指導者は特別国の基準ではないけれども、水上競技であるので安全確保を重視し、インストラクターとしてやってもらう。受講者20名くらいを予定しているが、その中から指導者になってほしい。カヌーはいずみ湖のすばらしい環境を生かして、夏場を中心にやっていく。健康スポーツゾーン構想から諏訪湖も両方考えていく。艇庫の改修にあわせて使用規定などはこれからつくっていく。  討論では、今回は国の補正予算を受けての繰越明許費である、カヌーは有効に活用し、健康スポーツ構想を着実に進めてほしいの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第14号は、国民健康保険特別会計の補正です。後期高齢者支援金前期高齢者納付金、一般被保険者保険税還付金国庫支出金精算返納金など、26万円をプラスするものです。  質疑は、繰越金がどのように推移しているか。当初は3,900万円あり、9月に2,595万円の補正をし、今回は1,324万円と減ってきているが、来年度には当初程度になるので、何とかやっていけそうと判断するという討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第15号は、後期高齢者特別会計の補正です。広域でやっているため、県の後期高齢者運営状況等、全体像が見えないが、軽減対象世帯が2,110人から2,391人と281人増とふえていることからやむを得ない補正であるとの討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第16号は、特別養護老人ホーム事業特別会計の補正ですが、質疑、討論なく、挙手全員で可決いたしました。  次に、議案第18号です。平成27年度一般会計予算です。質疑の内容について報告いたします。  教育こども課では、子どもの見守り隊の再構築、これは10年前から各区にお任せしてそれぞれやっていただいてきたが、かなり負担になってきている。ここで見直して薄れてきた意識を取り戻し、子供たちと地域のよい構築ができるよう事業計画をつくり、報告事業もお願いするような組織としていきたい。見守り隊が事故に遭ったときの補償についても検討していきたい。  奨学金を受けた者が、卒業後2年以内に町内に居住した場合の償還金の一部を免除する制度の説明をして貸し出したところ、27年度は5人の申し込みがあったということです。  平和体験研修は、戦後70年を迎えることから、参加する人数の増員をするというものです。中学生8人であったのを16人、そして事務局2人、住民から五、六人を一緒に大型バス24人乗りで行くということです。住民の負担は、宿泊費等は実費でということです。  学童クラブは、今までの3年生までを6年生まで受け入れ、20人クラスというものです。学童の利用料金は今までと変わりません。  柿蔭山房の屋根4面のかやぶきを全てふきかえる事業です。26年度には4回、いぶしというのを実施してきたので、北向きの屋根の腐りの防止に効果があったと説明がありました。  南小の太陽光発電で安定した電力が確保できているかについては、土日、夏休み等は余るということ、国の買い取り価格は26年7月から稼働していてキロ37.8円で、この状態で20年間はいくということです。  諏訪湖に四つ手網を設置して小中学生に体験させたり、観光用に使う予算は、漁協の皆さんと相談して伝統漁法をして四つ手網を設置するものです。  星ケ塔遺跡の管理では、国有林の中の境界にくいを入れる測量を行うものです。立木は町で買い取り、今後は発掘はできず、保存をするために保存管理計画を立てて進めていきます。土地の買い上げは国でやるけれども、地代を払い、立木も買い上げてという林野庁の原理で動いているというものです。  埋蔵文化財センター改修事業に向けて、11月には記念シンポジウムを行う計画で、文化庁の調査員2名、大学の専門の先生2名をパネリストに呼んで行います。工事設計と展示設計は別々の業者に委託するということになります。  健康福祉課では、ゆたん歩°使用料については利用者は順調で1日109人、自動販売機収入は牛乳がよく売れていて、売り上げの1割をもらっている。  社会福祉協議会、25年度は黒字決算であったが、26年度は厳しい状況であった。入浴サービスのこのサービスを受けていた人が亡くなったりした場合には、なかなか次の利用者が見つからず、空きが出てしまっても職員はそのままという状況があって収入減となるということです。  介護保険訪問調査員として嘱託員2人をふやしたけれども、即戦力としては使えなく、経験者と同行して介護度の軽い部分から行っているが、非常に大変な仕事であることから、この3月で体調不良で1人退職となり、現在ハローワークにお願いしている。今は訪問調査員は5人でやっている。
     高齢者応援カードについては、現在は50店舗弱であるが、さらにふやしていきたい。どこでどんなサービスが受けられるか一覧表にして、この事業をもっと周知していきたい。5区、6区、9区等の買い物難民に移動販売車の具体化をお願いしたいとの意見がありました。  新規事業として、ノルディックウオーキングを取り入れるものです。インターバル速歩の受講者で半年で効果が出る人もいて、モチベーションアップにつながっている。27年度は健康運動士が入るので、継続できるようにやっていくというものです。  住民環境課では、高齢者の消費者被害、特殊詐欺の対応として、県から町に消費生活センターの設置を依頼されていて、町としては要綱をつくれば要件を満たす状況なので、4月1日から対応できるということです。  バス運行事業費では、あざみ号のダイヤ改正等、町民の声の把握は町総合計画のアンケートからも意見を酌み上げる。新岡谷病院への接続については調整が必要になる。フリー乗降区間は狭い道路であるため、バス停を置くことでかえって危険になるため、乗る人は勇気を持って手を挙げて乗ってほしい。運転手は正社員化したため、経費増になっている。  中学生の国際交流事業では、候補地選考のため、町長、住民課担当教育こども課担当国際交流協会、これは2分の1の補助を出す、の4人が視察に行くということです。  国道142号線の廃ホテルについては、所有者がいるのに町としてやるのかについては、地主とは昨年連絡がとれたが、全く金銭的に持ち合わせをしておらず、緊急避難的に最低限、町で行うと考えている。敷地への立ち入り、防護柵の設置についての承諾書を弁護士と相談してつくった。北の玄関口として見逃せない状況の中、我慢の限界としてじくじたる思いで計画した。ごみの撤去については町職員を動員してできるだけ行う予定です。  生ごみ処理機のリース期間は、平成29年までである。今後については、移転場所などを本格的に検討し、はっきりさせていく。小中学校、それから保育園の生ごみは外部委託をする。  討論では、未満児保育の定員をふやしていただき、また保育料についても多子世帯で軽減措置が拡大されたこと、学童クラブの対象が6年生までになる。子育て支援策として大きな前進であり、町奨学金制度の減免拡大も大変うれしいことです。  3年かけて南小の改築工事が完了し、この間、無事に事業を進めていただいたことに感謝します。  平和体験研修への参加者拡大で、今年は戦後70年の年で、平和を学べる機会を持てる1年であってほしいと思います。  高齢化の高い当町では、健康づくりや疾病予防を積極的に進めていくために、保健師の増員、包括支援センター職員の増員、病気回復時の児童一時預かり、社協の湯めぐりバス事業など大いに期待いたします。  保育園未満児受け入れ要望が多いことから、町民ニーズをしっかりつかんで対処してほしい。また、小学校の宇宙授業は下諏訪から宇宙飛行士や科学者が生まれるような楽しい授業を期待したい。  小中学校の発達が気になる子、子供たちのために支援員増で授業がさらに円滑に行われることを期待したい。  カヌーの指導員の養成で、諏訪湖といずみ湖の双方で楽しめる環境づくりを。  諏訪湖の大四つ手網については、よりたくさんの魚をとる工夫など先人の知恵の深さを多くの町民に知ってもらう企画にするよう望む。  ノルディックウオーキングの講座新設は、日ごろの軽運動で健康を維持し、医療費削減にも結びつくよう期待する。  図書館では、趣向を凝らした企画コーナーの設置など創意工夫を凝らして運営に当たっているなどの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第19号は、国保特別会計予算です。  質疑では、被保険者数の平成27年度の見込みは5,467人、3,290世帯で、65歳から74歳の前期高齢者の割合がふえている。年金生活者など収入の少ない方が加入が多い。  滞納状況については、収納率は平成25年度、94.91%で、納税相談の機会をふやしながらアップしていきたい。短期保険証は333人に交付されている。  次にジェネリック医薬品については、ジェネリック医薬品差額通知等を行うことで県の特別交付金が来るという特典がある。本人と町の医療費も抑えられるということです。  特定健診の目標については、県は43%、町は25年度、33.9%、26年度、34.6%と10%離れている。この受診率を同規模市町村並みにクリアすれば100万円くらいは県から来るので、それに近づけたい。  討論では、基金1,330万円、繰越金4,000万円と財政的に厳しいと理解する。被保険者に低所得者が多く、保険税の負担が大きい。国保税の値上げは避けてほしい。万が一、国保税を上げざるを得ない場合は一般会計からの繰り入れを行ってほしい。機会あるごとに国庫負担増を国に求めていただきたい。  新年度から1円以上の医療給付費が、保険財政共同安定化事業交付金の対象になることは、国保の広域化への流れであり、これについては疑問を感じるが、その動きに対しては適宜報告をお願いしたい。  低所得者が多くなっている中で、財政運営は厳しい。収納率の向上、歳入確保も繰越金4,000万円で心配。医療保険の最後のとりでとしての運協での見直しは的確に行ってほしいの賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第21号は、後期高齢者医療特別会計予算です。  質疑では、県の後期高齢者の状況、保険料が上がって滞納がふえていないかについては、23年度は108万円、24年度は120万円、25年度は176万円とふえている。被保険者は、23年度3,708人、24年度3,785人、25年度は3,828人、27年度の見込みは3,924人でありふえているので、連合への納付金もふえている。  討論では、本年度は保険料の改定はなく、低所得者に対する軽減策がとられている。広域連合の運営が見えてこないので、議会へも定期的に情報提供をお願いしたいの賛成討論があり、挙手全員で可決されました。  議案第22号は、交通災害共済特別会計予算です。交通災害への加入状況、加入率は減少傾向にある。本年度は個人情報保護から名前を書かずに白紙で渡したので、申し込みが例年と違い、若干の減少となっている。  討論では、町独自のよい制度であり、町民益にかなうものである。歳入確保面で心配がある。PRをしっかりして加入し、安いように検討して、事業所加入も推進してほしい。交通事故のないことを願って賛成との討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第24号は、特別養護老人ホーム特別会計予算です。  質疑では、現在の部屋数は特老で4人部屋が12室、2人部屋が1室、ショートでは2人部屋が2室、1人部屋が1室です。デイサービスをなくして増床する部分は、3人部屋が一つ、2人部屋を一つ、1人部屋を一つで6人増となる。増床工事については4月早々から行い、6月から受け入れをしていく。  医師の賃金がアップしているについては、天白を担当すると昼夜関係なく50人を見なくてはならず、あざみクリニックの先生にお願いしてきたが、とてもやっていけないと今年度限りでと申し出があり、どうしてもとお願いするということで賃金の上乗せをしたということです。  厨房業務委託料3,300万円については、日清医療食品株式会社へ、これは長野市ですけれども、出すことで直営より若干増になるけれども、調理師のノロウイルスやインフルエンザの感染などの対応ができること、また大雪のときの食材調達困難の解消ができる、また調理員の高齢化での職員の確保が難しいことへの対応として、外部委託となりました。  特養の待機者は3月13日現在、下諏訪81人、岡谷89人、諏訪28人、茅野23人、原5人の226人が希望しているということです。  討論では、経費の削減で努力がうかがえる。デイサービスの廃止で特養6床増の対応がされている。基金残高も減ってきているのが心配。天白は最後のとりでとなる施設であるので、ぜひとも健全運営をしてほしいと賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  以上、生活文教常任委員会の報告といたします。 ○議長 次に、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。林 元夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 林委員長。 ◎総務経済常任委員長(林) それでは、総務経済常任委員会より報告させていただきます。  議案第 3号 下諏訪町教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定につい        て  議案第 4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行        に伴う関係条例の整備に関する条例について  議案第 6号 下諏訪町行政手続条例の一部を改正する条例について  議案第 7号 下諏訪町防災会議条例の一部を改正する条例について  議案第 8号 下諏訪町資金積立基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正        する条例について  議案第 9号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例について  議案第10号 諏訪広域連合規約の変更について  議案第11号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び規約        の変更について  議案第12号 町道路線の廃止について  議案第13号 平成26年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)  議案第17号 平成26年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第3号)  議案第18号 平成27年度下諏訪町一般会計予算  議案第20号 平成27年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算  議案第23号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計予算  議案第25号 平成27年度下諏訪町東山田財産区会計予算  議案第26号 平成27年度下諏訪町水道事業会計予算  議案第27号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計予算  本委員会は、平成27年3月10日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  それでは、委員会の審査報告を行います。  付議議案、議案第3号 下諏訪町教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についてです。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立したことにより改正するもので、改正の趣旨は、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、町長との連携の強化を図るというものです。  教育の政治からの独立性が損なわれないか、その独立性の担保はできているのかなどの意見が出され、総合教育会議の開催は首長が招集することになるが、教育委員会の職務権限に属する事務の管理、執行権限を首長に与えるものではないなどが示されました。  討論では、いじめなどさまざまな教育問題もあり、速やかな解決に向けた体制の構築ができるものとして賛成する。よりよい教育行政になることに期待する。教育長の所信表明をする機会を持ってほしいなど、賛成討論がなされ、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてです。  教育長職務代理の職責の増大については、事務の部分は事務局職員に委任できるなど説明がなされ、討論では、法律の改正により首長の権限が大きくなることが懸念されるが、説明では教育の中立性は基本的に担保されている。しかし、レイマンコントロールを広げる努力が必要だとの要望を含めた賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決しました。  議案第6号 下諏訪町行政手続条例の一部を改正する条例についてです。国における行政不服審査制度の抜本的見直しにより、行政手続法が改正されたことに伴うものです。改正するに当たり、行政指導で不利益処分を受けた事例があるかなど質問がなされ、処分される該当者にとっては理由が明確な説明での一歩前進した行政指導の手続となり、より適切な指導が行われるようになるとの賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第7号 下諏訪町防災会議条例の一部を改正する条例についてです。広域消防への移行に伴う改正で、質疑では、議会関係への出席職員についてなど質問されたが、基本的には広域連合の職員となるが、町との連携ほか、今までと同様の仕事をしてもらうために、町の併任職員となる消防課長と庶務係長が出席し、議会対応をしていくと説明がなされ、討論なく、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第8号 下諏訪町資金積立基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例についてです。人口の増加及び移住・定住を促進し、地域の活力を図るため、以前、寄附をいただいた土地、建物の売却収入を原資として設立するもので、移住・定住促進住宅改修補助金の財源として充当するものです。  売却予定の2カ所の説明等がありました。新しい試みで移住・定住促進に貢献することが期待できる。寄附者の思いを酌みながら、効果ある事業に役立ててほしいとの賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第9号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例についてです。新たに先端技術分野の研究開発を行う研究開発施設を助成の対象として追加するものです。具体的な計画はまだ公表できる段階ではないとしています。  討論では、製造業だけでなく、研究開発施設が対象になることは新たに可能性が広がる。また対象施設は生活環境への悪影響を与えるような施設ではないこともあり、町の立地からしても大いに活用いただければありがたいと思うなどの賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第10号 諏訪広域連合規約の変更についてです。総務経済常任委員会の審査部分については、諏訪広域消防一元化に伴う事務と負担割合の変更です。広域全体では約2億円の負担増になり、当町でも人件費で約1,600万円、全体で2,200万円程度の負担増になる。負担割合については、広域連合として消防の事務事業を行っていく中で、広域連合の基本とする均等割2割、人口割8割の負担割合に準拠している。  若い消防職員が多い下諏訪町にとっては現時点で人件費の負担増が見られるが、年をとるにつれ、全体から見れば町の負担も減ってくるなどの質疑、回答がなされ、討論では、火災発生率を考えても人口割100%が妥当と考えられるし、それが総体的に考えても遜色ない負担であると思うので、規約変更には反対。下諏訪町は若い職員が多いので、今後、差は解消されていく。町民の安心・安全に対して一元化により迅速かつ手厚い対応が可能となり、住民利益になると考えると賛成討論があり、挙手多数、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第11号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び規約の変更についてです。中南信地域町村交通災害共済事務組合が新たに加入、また北信地域町村交通災害共済事務組合が東北信市町村交通災害共済事務組合に名称変更されるもので、質疑討論なく、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第12号 町道路線の廃止についてです。当該路線は、赤砂崎公園整備敷地内に位置しており、公園整備に伴い、公衆用道路の機能が失われることから廃止されるもので、公園化計画の説明を受けた後、討論なく、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第13号 平成26年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)についてです。歳入歳出それぞれ2億9,334万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億6,570万9,000円とするものです。歳入の主なものは、地方交付税約1億2,500万円と国の補正予算に伴う地域住民生活等緊急支援のための交付金と、がんばる地域交付金など、約9,500万円です。  歳出は、公共施設整備基金積み立て2億円や交付金を利用した10事業の8,885万4,000円が主なものです。  賛成討論では、全体として繰越明許になる新事業のプレミアム付商品券配布、消防防災整備事業については、時宜を得た事業と受けとめている。地域版総合戦略策定事業については、策定に当たり他と金太郎あめにならないように、独自の発想を持って取り組んでほしい。  カヌー購入に関しては指導養成も事業化にあるが、十分な準備体制の確立が不可欠。公共施設整備基金積み立ては新年度以降の施設整備における財源確保という点では理解するが、町民生活の実態からするとソフト面の要望が強い点を考慮してほしいとの思いはあるなどの討論がされ、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第17号 平成26年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第3号)についてです。平成26年度諏訪湖流域下水道事業の市町村負担金が確定したことに伴うもので、資本的収入及び支出と企業債を確定した金額に補正するものです。6市町村の負担総額などを質疑し、討論なく、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第18号 平成27年度下諏訪町一般会計予算です。全体的に新規事業や拡充事業は住民に沿った事業であるが、住民要望をさらに受けとめて予算執行をしてほしいと要望がありました。  総務課にかかわるものとして、行財政プランに沿った財政計画であり、雨量情報システムや地域防災計画に力を入れるなど、防災対策の強化にも配慮されている。また庁舎耐震大規模改修は大変であるが、町の拠点またシンボルとなる施設であり、業務に支障がないよう配慮しながら、引き続き安全対策にも努めてほしいとの要望もありました。  産業振興課に関しては、鳥獣被害については生活圏への出没もあり、対策に力を入れてほしい。御柱祭には、補助金2,000万円が増額されている。予想される集客や混雑に対処して十分な配慮をしながら、御柱を契機とした観光活性化に期待する。また、お祭り広場については住民と協働して進め、動線には各課との連携も密にして、よかったと思える魅力ある整備をしてほしい。ものづくり支援センターについては課題もあるし、費用対効果も考えながら、よく検証し、新たな展開も考えるときと思う。  消防課においては、消防広場の継続はよい。広域消防になっても十分な運営、活動がなされるとともに、消防力の強化に期待する。  建設水道課に関するものとしては、生活道路の補修、砥川の治水対策の推進、住宅耐震改修の推進や赤砂崎防災公園の整備など、引き続き努力されたい。駅前の防災公園化は地域住民と協議し、活用方法をよく考えてほしい。  税務課においては、滞納整理などは税の公平性を考慮して行っているが、生活実態を確認しながら、住民に寄り添った税徴収をお願いしたい。  会計課においては、地味で大変な業務であるが、先を見通し、計画的かつ適切な運用をこれからもお願いしたいなど、賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第20号 平成27年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算については、利用券使用状況などが質疑され、町民、観光客に多く利用されており、利便性の高い駐車場が町の活性化につながることを期待する。そして挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第23号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計予算については、安定的な配湯のための新井戸掘削場所などの質疑がなされ、使用料をなるべく安くして財政健全化に努めることや、漏湯などで苦労もされているが、掘削の効果が上がるよう実施していただき、安定配湯と健全経営に引き続き努力されたいとの賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第25号 平成27年度下諏訪町東山田財産区会計予算については、会員構成などが質疑され、討論なく、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第26号 平成27年度下諏訪町水道事業会計予算です。アセットマネジメント策定業務は、中長期的な視点に立った計画的、効率的な水道施設の更新や維持管理運営に対処するための計画策定であることなどが質疑され、経費節減で現状を維持していくことや前述のアセットマネジメント策定などを評価すると賛成討論があり、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  最後に、議案第27号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計予算については、未収金の課題、業種による滞納、雨水排水対策事業などが質疑され、討論では、今の状況では賛成せざるを得ないが、健全な下水道会計を維持する上で未収金の対策を抜本的に考えていく必要がある。現実も理解するが、公平性の観点からも対応を願う。また、流域下水道の負担動向もよく把握し、健全な会計運営に努めていただきたいとの意見を付した。賛成討論がなされ、挙手全員、本案は原案どおり可決いたしました。  以上、総務経済常任委員会からの報告です。 ○議長 次に進みます。日程第3 議案第1号 下諏訪町保育の必要性の認定基準等を定める条例の制定についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 青木利子議員。 ◆青木議員 議案第1号 下諏訪町保育の必要性の認定基準等を定める条例の制定に賛成の立場で討論いたします。  子ども・子育て支援法は、保護者の申請を受けた町が客観的基準に基づき、保育の必要性を認定した上で給付をする仕組みです。保育の必要性の認定に当たっては、保護者の労働または疾病その他の町の定める事由と、標準時間、短時間の区分である普通保育使用料と、ひとり親家庭の虐待のおそれのあるケースの子供の優先利用など、3点を決める大変大事な条例です。働く親にとって働きやすい環境となることが期待できます。また、町は独自の厚い保育サービスを今までもこれからも実施されていることから、賛成の討論といたします。
    ○議長 ほかに討論ございますか。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第4 議案第2号 下諏訪町保育所条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第5 議案第3号 下諏訪町教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第7 議案第5号 下諏訪町老人デイサービスセンター条例を廃止する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第8 議案第6号 下諏訪町行政手続条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第9 議案第7号 下諏訪町防災会議条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第10 議案第8号 下諏訪町資金積立基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第11 議案第9号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第12 議案第10号 諏訪広域連合規約の変更についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長及び生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 委員長に1点、お伺いしたいんですけれども、先ほどの報告でも、また提案の中でも、提案の質疑の段階でも、新年度、この介護保険に係る部分についての影響、負担割合の変更によって560万円という中身が明らかにされたわけです。提案の中でも向こう3年間は変わらないという内容でありますが、向こう3年間の試算をどのようになされたか、お伺いしたいと思います。  要するに、初年度が560万円ですね。あと2年間、これ前々年度の給付を基準にということですから、それは出ると思うんですが、そこら辺はどういうふうに下諏訪の負担が上がっているのか、できれば、茅野はどういうふうに下がっていくのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。 ○議長 藤森委員長。 ◎生活文教常任委員長(藤森) まことに申しわけありませんが、下諏訪の負担が560万円増という部分で、はい、ということで、今後2年間の試算については質問もありませんでしたし、審議もありませんでした。 ○議長 そのほかに質問のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 この議案第10号については、反対の立場から討論したいというふうに思います。  今、委員長のほうでは試算されていないということでありますが、最低この向こう3年間、初年度に当たって560万円、下諏訪は負担がふえていくと、従来の負担割合からプラスになると。あと2年間はおおむね同様程度ではないかというふうには推測されるところであります。  つまり、下諏訪町にとっては、この負担割合の変更によってかなりの財政負担が強いられることであり、町民益に非常にかなわないということが第1点でありますが、何より私は介護保険が始まって、いよいよ今回6期の計画になるわけですから、5期、15年というのが経過したわけです。その15年前の基本的な議論の最大な課題は、やはり負担割合であったというふうにも認識をしているわけであります。当然、負担割合をどのようにするか、これは6市町村が十分な審議をして、1年以上かけて議論して到達したのが人口割であった。この人口割の根拠はいろいろあるというふうに思います。給付割という部分も当然そこでは議論が出たと思いますが、少なくとも人口の推移の動向やら、あるいは高齢化率がどのように推移するかは十分推測される中で、6市町村で合意をして一致した内容であります。
     それが、この段階に至って負担割合を変えるということについては、その原点そのものを変えることにもなるわけでありますから、まず、その点については茅野市から出されたということで、聞けば9割を10割というふうな、とんでもないことを想定して提起をしてきたということは、もともと6市町村で平準化して同等にお互いに確保しながら、お互いに支え合ってこの制度を充足していこうという中身であったわけですから、その原点からも大きく外れて我田引水というふうに言わざるを得ません。  それから、人口割を9割にして保険給付割10%ということでありますけれども、この点についてはもう一つの課題は、やはり給付割をそれぞれの市町村が受けることによって、それぞれの市町村にとってはどうしても給付割を少なく抑えようという動きや働きが必ずしも出ないとは限らない。行政のほうではそういうことはないと言っていますけれども、やはりこれは負担に直接影響する金額でありますから、認定に当たっても、あるいはそれらの審査に当たっても、そういうことが影響する危険性や可能性が非常にふえてくるというふうに感じるわけであります。  こういう点で、今後この1割が固定化するという確たる保証があれば、私は、そのことについても6市町村の中で合議したなら構わない部分も、ある程度受入するということもありますが、全く言い出しっぺの茅野市の中身は、限りなく給付割をふやしていくという考え方であります。ここで一番被害を受ける下諏訪が、いいですよ、どうぞというふうなことをやっていけば、当然2割、3割、5割、10割という方向に進む、そしてそれをまた歯どめをする論拠もなくなっていくという立場から、ここは下諏訪にとっては最大の我慢のしどころといいますか、本来、下諏訪の町民益をしっかり考えて私は反対すべきだというふうに思います。  なお、その間、おそらくいろいろな経過はあったというふうに思います。茅野の市長さんの主張よくわかりません。ただ、下諏訪の町長は多分、町民益を考えて、その立場で議論に加わったというふうに思いますが、ここは下諏訪町議会としても、それを甘んじてそのまま受入して、今後へ引き継いでいくということは、私は極めて町民益に反するという立場から反対の討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ございますか。 ○議長 津金裕美議員。 ◆津金議員 それでは賛成の討論をさせていただきます。  まず、広域消防の一元化に伴う負担割合の変更については、一元化により広域全体では2億円の増加となり、当町の負担分増の主なものについては、その人件費で1,600万円の増、そして全体で2,200万円の増加となります。人件費の増については、職員の平均年齢が42歳であるのに対し、町は39歳であり、年齢構成の中で比較的に若い職員が多いので増となっています。しかし、これについては徐々に解消されていくということもありますので、一元化により火災または災害、救急等に迅速に対応でき、町民の安心・安全の暮らしにつながるので賛成をいたします。  また、介護保険給付費関係経費を人口割100%から人口割90%、給付費割10%に改正するということについては、人口割100%では給付費と比較するとかなりの乖離があるので見直しをしてほしいとの申し出があり、2年間かけて審議をしてきた中で、下諏訪町はいきなりでは負担が大きいので、9対1、8対2、7対3の案の中で急激な負担増は困ると主張してきました。また、給付費を大きくすれば介護保険利用の抑制につながると反対の立場で対応して努力してきた結果、9対1になったというふうに思います。これはやむを得ないものであるというふうに思います。  新年度560万円の増となりますけれども、まずは3年間やってみるということで、今後、負担割合が8対2、7対3にということへの懸念もあり、大変心配するところですが、15年前の介護保険発足時の理念は変わっていないということですので、それに大変期待をして賛成討論といたします。 ○議長 そのほかに討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第13 議案第11号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び規約の変更についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第14 議案第12号 町道路線の廃止についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第15 議案第13号 平成26年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長及び生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第16 議案第14号 平成26年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第17 議案第15号 平成26年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第18 議案第16号 平成26年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第19 議案第17号 平成26年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第20 議案第18号 平成27年度下諏訪町一般会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長及び生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井敬子議員。 ◆金井議員 それでは、新年度予算に賛成の立場から討論を行います。  総額82億2,000万円の予算について、期待や要望も含めながら意見を述べさせていただきます。  住民向けの医療情報の提供、自動音声応答装置設備、避難所設置運営訓練、地区防災計画策定事業などによるさらなる防災力の向上は、安心・安全のまちづくりの根幹であり、町民の最も求めるものでもあります。町民の知恵と力も大いに出していただきながら進めていただきたいと思います。  新年度は子ども・子育て支援事業計画の開始年度となります。この間、ニーズ調査等も含め、町の実態を把握した上で策定されてきた計画です。未満児保育の拡充、多子世帯への保育料軽減措置の拡大、学童保育の対象学年の拡大など大いに評価させていただきますが、引き続き実態やニーズ把握に努めていただきながら、質の高い保育サービスの提供や子供を取り巻く環境整備の維持、拡充をお願いするところです。  また、新年度は町の高齢者福祉計画も開始年度となります。高齢化率の高い町にふさわしい福祉施策に期待をするところであり、町の課題として掲げられている認知症対応や交通弱者への対応も大いに進めていただきたいところです。  また、新年度は諏訪広域連合第6期介護保険事業計画の初年度でもあり、介護報酬の引き下げの年度とも重なります。介護施設ではなく在宅へとの国の方針に基づく流れの中で、では在宅での介護が可能なだけサービス提供が充足しているかと言えば、不十分さは否めません。国の求める安上がりな介護保険制度は、保険あって介護なしと呼ばれる状況をますます広げてしまうだろうと大変心配です。状況を見定めながら、必要に応じた町独自の支援策も常に視野に入れていただきたいと思います。  御柱の前年ということで、お祭り広場の整備、木落し坂隣接地の土地購入、御柱古道改修事業が新規事業として行われるほか、各種産業振興事業も拡充されます。さまざまな事業により御柱祭の年だけでなく、常時、観光のまち下諏訪にふさわしいにぎわいのあるまちづくりに通じることに期待をするところではありますが、一方で、景気の上向きをいまだ感じるどころか、先行き不安を感じている町民が多い中では、2億円を超えるお祭り広場整備などに異論を唱える声もあることは事実です。春宮周辺の整備は、長年の懸案事項でありましたから、私はこの事業が通年にわたって春宮周辺から、さらには三角八丁エリアへの太い人の流れをつくり、観光客の皆さんの町内滞在時間延長に寄与する拠点となり、かつ、住民の皆さんの意見や要望に応えながら広く住民にも開かれた交流スペースを持つのであれば、住民理解も得られるのではないかと思っています。産業振興策やその他の観光振興策とあわせ、新規事業である移住・定住促進基金の設立と、その活用による事業などの成果によって、町の活気が増すことに大いに期待するところです。  先ほども触れましたが、昨年の消費税増税以降、これまで以上に生活苦を抱える方や今後の暮らしに不安を抱える方がふえていらっしゃいます。格差と貧困もあらゆる年代層で広がっています。予算編成に当たっては、住民に寄り添った温かみのあるものになるよう、情熱と熱意を持って取り組んでいただいたとのことでありますが、町民の日々の暮らしを支えるサービスの周知と提供を落ちなく実施していただく中で、町民に寄り添う視点を常に持っていただくこととあわせて、困難を抱える方々のどんな小さな声も聞き逃さない耳をぜひ持っていただきたいことを、理事者、職員の皆さんに心からお願いし、討論を終わります。
    ○議長 ほかに討論ございますか。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第21 議案第19号 平成27年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第22 議案第20号 平成27年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第23 議案第21号 平成27年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第24 議案第22号 平成27年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第25 議案第23号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第26 議案第24号 平成27年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第27 議案第25号 平成27年度下諏訪町東山田財産区会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第28 議案第26号 平成27年度下諏訪町水道事業会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第29 議案第27号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後2時55分であります。再開は午後3時15分を予定いたします。暫時休憩といたします。             休  憩  午後 2時55分
                再  開  午後 3時15分 ○議長 ただいま午後3時15分でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 陳情の審査報告に入ります。生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。藤森スマエ常任委員長、自席で御報告願います。 ○議長 藤森委員長。 ◎生活文教常任委員長(藤森) それでは、陳情の審査報告をいたします。  陳情第1号 子ども医療費無料制度の創設を求める国会への意見書の提出を求める陳情  本委員会は、平成27年3月10日に付託された上記陳情について審査した結果、採択としたから、会議規則第73条の規定により報告します。  審査内容を報告いたします。審査に当たり、住民環境課白川課長と河西補佐に出席をいただき、質疑をいたしました。  質疑では、下諏訪町の小児科病院は現在3院ある。乳幼児等医療費給付金の推移は23年、3,366万7,000円、24年、3,565万9,000円、25年、3,228万6,000円と若干ずつ減ってきている。医療費の無料化は、原村が高校3年まで、その他の5市町村は中学3年までということです。  討論では、内容は十分理解するが、国で一律にやった場合、問題になることは全国的に小児科が少なく、診察までの待ち時間が長い。また軽度な受診が懸念され、需要と供給がとれない状況になる。国が一律ではなく地域独自でいくほうがよい。まず受け入れ病院の整備が必要と思う。内容はわかるが、趣旨採択としたい。  それから、子供が病気にかかったとき、財布の中身を確認して医者に行かなければならない。国の制度としてやってほしいのは当然のこと。アレルギーや慢性疾患にかかっている子供が日常生活を送っていくために支援をお願いしたい。無料化や窓口無料にしている自治体のデータを見ても、安易な受診はふえていない。経済的に受診がおくれて重症化するほうが問題であることから採択としたい。  また、内容はごもっともであるが、少子化対策で医療費窓口無料にすれば即少子化が解消されるのか。少子化対策としてもっと幅広く総合的にやっていくことが必要ではないかということで、趣旨採択。  もう一つは、子育て支援策として賛成など、趣旨採択と採択の意見があり、採決の結果、2対2となり、委員長裁決で本陳情は採択をされました。  以上、陳情の報告といたします。 ○議長 次に、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。林 元夫常任委員長、自席で御報告願います。 ○議長 林委員長。 ◎総務経済常任委員長(林)  陳情第2号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出に関する陳情  本委員会は、平成27年3月10日付託された上記陳情について審査した結果、採択し、国会及び関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  では、詳細を報告させていただきます。産業振興課に出席をいただき、理解を深めました。山村振興法は、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全等に重要な役割を担っている山村の経済力の培養と住民の福祉の向上等を図ることが必要として、昭和40年に議員立法で制定され、同法は10年を期限とする時限法で、これまで10年前に3回の延長を経ており、現行法の期限は平成27年3月31日です。地方創生の一環として山村地域での特産品づくりを支援するための山村振興法改正案も検討されています。  討論では、国会審議の中でも延長になると思われるが、森林保全などますます重要となる。現状に合った法改正も行われそうなので、後押しする意味でも採択としたいとの意見があり、挙手全員、本陳情は採択となりました。以上です。 ○議長 次に進みます。日程第30 陳情第1号 子ども医療費無料制度の創設を求める国会への意見書の提出を求める陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第1号について質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 中山 透議員。 ◆中山議員 討論をさせていただきたいと思います。本陳情に対し、趣旨採択の立場で討論させていただきます。  子ども医療費無料制度については、おおむね理解をするところではありますが、まず、この制度を国に求めていくよりも私は先に行わなければならない課題があると思います。  まず、自己負担を無料にすることにより、早目の診察で手おくれが減るかもしれませんが、必要に乏しい受診は確実にふえ、医療費がふえると考えます。次に、無料化に伴い受診する患者さんがふえ、診察の待ち時間もふえます。これにより医師の負担もふえるわけであります。また、重症の患者さんへの対応がおくれてしまうことも懸念されるわけであります。  よって、子育て家庭への経済的支援や受診のハードルを下げることによる早期受診というメリットと、総医療費の増加や待ち時間の延長、医師の仕事量の増加というデメリットを比較したときに、現時点での医療費無料化は多くの課題が残ります。  当町の小児科医は3件、下諏訪町にとって私は小児科医が不足しているのではないかと考えます。限られた国の財源を使い、医師不足を補い、充実した医療を受ける態勢づくりが急務であります。  子ども医療費無料化については単なる無償化でなく、一定の額を超えたらその分だけ無料や還付にする、外来は有料だけれど、入院は無料化にするなど、適正な診療確保に向けての対策が必要であります。また、子ども医療費無料化は全国一律で実施するのではなく、県単位などできめ細かく対応することが望ましいと考えます。  よって、本陳情に対し、趣旨採択の立場で討論をいたします。 ○議長 そのほかに質疑、討論あります方は御発言願います。 ○議長 林 元夫議員。 ◆林議員 私も趣旨採択の立場から、一応立場をはっきりしたいと思いますので討論させていただきます。  この意見書の中の子供の規定でありますが、国の規定は特にないと見られますけれども、厚生省では18歳までとしている模様でございます。その場合、中学で卒業した者、高校中退者、また定時制高校に通う者もおります。そうした中での医療費全額無料化は国の財政の圧迫もさることながら、保険料も納めている者にとっては不公平感が生まれることもあると思います。義務教育中の無料化はとても必要と考えますが、子供全体への考え方は共感できません。  よって、趣旨採択を選択いたしたいと思います。 ○議長 そのほかに質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 賛成の立場で討論したいと思いますが、日本の医療制度は先進欧米諸国に比べて極めておくれているというように思います。欧米諸国は子供の医療費はもうほとんど全額無料であります。同時に、そのことによって医療費がふえているということでなくて、健全な早期発見と子供の段階からの子育て支援に大きく寄与している。そのことは極めて大事なことであります。  財政的なことを申し上げているようでありますが、私は国民の皆さんが無駄で行く必要のない医療に子供を背負っていくということはあり得ないと思いますし、大きくなっても子育て支援が今は最も急務な中身であり、その負担が大きいということ。とりわけ窓口でお金を支払うということの課題についても、幾つかの事例でも結局医療を敬遠してしまう、そういうことによって重症化するということが極めて多い。そういう点から見ると、大局的に見て私はこの無料化によって制度的にも大きく前進し、そしてまた全国、全体として不公平感のない国の制度を求めていることは適切であり、そしてまた、住民もそのことを強く望んでいると、そういう立場から賛成の討論といたします。 ○議長 そのほかに質疑、討論のあります方。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第1号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第1号に対する委員長報告は、採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、陳情第1号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第2号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出に関する陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第2号について質疑、討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第2号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第2号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第2号は採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に、日程第31 意見書案の取り扱いに入ります。  意見書案第1号 子ども医療費無料制度の創設を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(山田)  意見書案第1号  子ども医療費無料制度の創設を求める意見書の提出について  子ども医療費無料制度の創設を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により提出します。    平成27年3月24日       下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                            提案者 金 井 敬 子                            賛成者 松 崎 茂 彦                                小 口 峯 一                                藤 森 スマエ  以上です。 ────────────────────────────────── 別記                  意見書  少子化の進行は、高齢化や将来の生産年齢人口の減少にもつながり、子どもの健全な成長への影響のみならず、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念されます。内閣府の行った「少子化社会対策大綱の見直しに向けた意識調査」(2013年度)においては、20歳から59歳の男女の65.7%が「子どもを持つタイミングを考える要素」として「経済的安定」をあげており、若い世代が経済的な心配をせずに子どもを産み育てられる環境づくりは、少子化を克服する上で欠かせないものとなっています。  すべての子どもが、いつでも、どこでも、お金の心配なしに医療機関を受診できる体制の整備は、子どもたちの健やかな成長を保障するとともに、子育て世代への大きな支援の一つとなります。  現在、全国の自治体の努力によって子どもの医療費助成制度が実施されていますが、対象年齢や所得制限・一部負担金の有無など自治体によって大きな格差が存在しています。地方自治体の施策をいっそう充実させ、安心して子どもを産み、育てることができる社会の実現のためには国による支援が不可欠です。  居住地に関係なく、すべての子育て世帯が医療費の心配をすることなく医療機関にかかれるよう、国の責任において、子どもの医療費無料制度を早期に創設することを強く要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、総務大臣、少子化対策担当大臣 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。金井敬子議員、登壇の上、御説明願います。 ○議長 金井敬子議員。 ◎金井議員 それでは、提案理由を説明させていただきます。  本意見書は、陳情第1号の採択を受け、提案させていただくものです。  少子化の進行は、人口構造の高齢化や将来の生産年齢人口の減少にもつながり、子供の健全な成長への影響のみならず、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念されます。そこで、子育て家庭の経済的負担を軽減する措置は、少子化対策の重要施策の一つになっており、今、乳幼児医療費助成制度は多くの自治体で実施され、子供たちの健全な育成に大きな役割を果たしています。  しかし、自治体間で制度の内容が異なっているため、住む地域によってサービス内容に格差が生じているのが現状です。全ての子供がいつでもどこでもお金の心配なしに医療機関を受診するためには、国による支援は不可欠です。  よって、本意見書は地域格差をなくすために国の責任において、子供の医療費無料制度を早期に創設することを求めるものです。  議員各位の御賛同をいただけますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第1号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第2号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。
    ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(山田)  意見書案第2号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出について  地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成27年3月24日       下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                             提案者 下諏訪町議会総務経済常任委員会                                    委員長  林   元 夫  以上です。 ────────────────────────────────── 別記                  意見書  山村における経済力の培養と住民の福祉の向上を図り、併せて地域格差の是正と国民経済の発展に寄与することを目的に、昭和40年に山村振興の理念及び振興方策を盛り込んだ「山村振興法」が制定され、国の政策支援が行われてきました。  山村地域は、国土・自然環境の保全、水源涵養、地球温暖化防止等、多面的・公益的な役割を果たしています。  しかし、山村を取り巻く環境は、主要産業である農林業の低迷や就業機会の減少、生活環境整備の遅れと過疎化・高齢化に伴う集落機能の低下などの問題を抱え、依然として厳しい状況にあります。  そのような中で、山村振興法の期限が平成27年3月末に到来することから、山村地域の現状と果たす役割を踏まえ、地域振興・地域林業の確立に向け、次の事項の実現が図られるよう強く要請します。 1.「山村振興法」の延長及びその内容の充実を図ること。 2.「山村振興法」の延長にあたっては、「森林・林業基本法」による施策の展開を踏まえつつ、都市と山村の格差是正を主眼とした対策に加え、地域山村が果たす多面的機能の発揮に係る国としての責務を明確にすること。  また、山村振興の目標に、林業・木材産業の振興による地域資源を活用した地域林業の確立、就業機会の増大等と定住の促進を盛り込むこと。 3.上記の目標達成に向けて以下の施策を講じること。  〇 森林吸収源対策、森林資源を活用した再生可能エネルギー対策の推進を通じた雇用の創出を図ること。また、原木買取価格の山元への還元をはじめ、地域林業の確立を図ること。  〇 地域としての林業を指導する「フォレスター」「森林施業プランナー」の育成・確保及び、森林経営計画策定等については、国の職員による技術的支援を行うこと。  〇 林業事業体従事者の定住対策として、所得保障の支援と雇用改善を行った企業に対する税制措置等、国としての具体的な施策を講じること。  〇 山村地域の振興と林業事業体等による林業労働力を安定的に確保するため、国の事業の発注方式を改善すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、林野庁長官 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。林 元夫常任委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 林委員長。 ◎総務経済常任委員長(林) 提案理由を申し上げます。  陳情第2号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出に関する陳情が委員会採択されたことを受け、提案するものです。  山村振興法は、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全等に重要な役割を担っている山村の経済力の培養と住民の福祉の向上を図り、あわせて地域格差の是正と国民経済の発展に寄与することを目的として、昭和40年に議員立法で制定され、国の政策支援が行われてきました。また、同法は10年を期限とする時限法で、これまで10年ごとに3回の延長を経ており、現行法の期限は平成27年3月31日となっております。  しかし、山村を取り巻く環境は、主要産業である農林業の低迷や就業機会の減少、生活環境整備のおくれと過疎化、高齢化に伴う集落機能の低下などの問題を抱え、依然として厳しい状況にあります。地方創生の一環として、山村地域での特産品づくりを支援するための山村振興法改正案も検討されていますが、地域振興・地域林業の確立に向け、次の事項の実現が図られるよう強く要請します。  1、山村振興法の延長及びその内容の拡充を図ること。  2、山村振興法の延長に当たっては、森林・林業基本法による施策の展開を踏まえつつ、都市と山村の格差是正を主眼とした対策に加え、地域山村が果たす多面的機能の発揮に係る国としての責務を明確にすること。また、山村振興の目標に、林業・木材産業の振興による地域資源を活用した地域林業の確立、就業機会の増大等と定住の促進を盛り込むこと。  3、上記の目標達成に向けて以下の施策を講じること。  森林吸収源対策、森林資源を活用した再生可能エネルギー対策の推進を通じた雇用の創出を図ること。また、原木買取価格の山元への還元を初め、地域林業の確立を図ること。  地域としての林業を指揮するフォレスター、森林施業プランナーの育成、確保及び森林経営計画策定等については、国の職員による技術的支援を行うこと。  林業事業体従事者の定住対策として、所得保障の支援と雇用改善を行った企業に対する税制措置等、国としての具体的な施策を講じること。  山村地域の振興と林業事業体等による林業労働力を安定的に確保するため、国の事業の発注方式を改善すること。  以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第2号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 △<議会運営委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第32 議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  議会運営委員会委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に御配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員長から申し出のあった調査については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 △<追加議案の上程、説明、一部即決、一部委員会付託> ○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 委員会提出議案第1号 下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(山田)  委員会提出議案第1号        下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項及び下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により、下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例を別記のとおり提出する。    平成27年3月24日 提出       下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                           下諏訪町議会議会運営委員会                             委員長 小 池 忠 弘  別記の朗読は省略をいたします。  以上です。 ────────────────────────────────── 別記    下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例  下諏訪町議会委員会条例(昭和36年下諏訪町条例第17号)の一部を次のように改正する。  第17条中「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改める。    附 則  (施行期日) 1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。  (経過措置) 2 この条例の施行の際現に在職する教育長が地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)附則第2条第1項の規定によりなお従前の例により在職する場合においては、この条例による改正後の下諏訪町議会委員会条例第17条の規定は適用せず、この条例による改正前の下諏訪町議会委員会条例第17条の規定は、なおその効力を有する。 ────────────────────────────────── ○議長 次に、提案者に提案理由の説明を求めます。小池忠弘委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 小池委員長。 ◎議会運営委員長(小池) 御説明申し上げます。下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例の内容につきましては、出席説明の要求を規定しております条例第17条中の「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改める一部改正を行うものであります。  改正の理由につきましては、さきの第186回通常国会において教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者、新教育長を置くことなどを内容とする地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律と合わせ、公共団体の長及び法律に基づく委員長等が、議長から要請があった場合に議場への出席義務が規定されている、地方自治法第121条が改正されたことにより、関係規定を整理するものであります。  なお、附則として施行期日は平成27年4月1日からとし、経過措置として地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の附則第2条第1項の、旧教育長に関する経過措置の期間中においては、なお従前の例、改正前の条例によるものとなります。  以上、御説明申し上げましたが、議員各位の御賛同をいただきますようお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。追加日程第2 議員提出議案第1号 下諏訪町おもてなしのご挨拶条例の制定についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(山田)
     議員提出議案第1号         下諏訪町おもてなしのご挨拶条例の制定について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第112条並びに下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により、下諏訪町おもてなしのご挨拶条例を別記のとおり提出する。    平成27年3月24日 提出       下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                             提出者 松 崎 茂 彦                             賛成者 河 西   猛                                 林   元 夫  別記の朗読は省略いたします。  以上です。 ────────────────────────────────── 別記    下諏訪町おもてなしのご挨拶条例  美しい高原と湖に囲まれ天恵の温泉と古きよき伝統文化をもつ下諏訪町は、多くの命を育み、人々の暮らしに潤いと安らぎを与える山紫水明の地であり、そこに暮らした人々が長い歴史と個性ある文化を築いてきました。  この豊かな自然と先人が長い年月をかけて築いてきた歴史や文化は、かけがえのない財産であり、下諏訪町の魅力です。そして下諏訪町を訪れた方々にもこの魅力に触れていただくことが、わたしたちの願いです。そのためにわたしたちにできることはおもてなしのご挨拶をもって来訪者を歓送迎することです。  中山道と甲州街道が出会ういで湯の宿場町に育まれたおもてなしの心は、長い歴史を経て下諏訪の人々に根付いています。わたしたち一人一人がそのおもてなしの心を改めて認識し、来訪者を歓送迎することは、相手の方を幸せにするとともに、わたしたちの幸せにもつながります。それによりわたしたちが愛するまちは、さらに魅力あふれるまちになっていきます。  わたしたちは、明るくおもてなしのご挨拶をもって来訪者を歓送迎することにより、魅力あふれる下諏訪町を目指すことを決意し、この条例を制定します。  (目的) 第1条 この条例は、下諏訪町におけるおもてなしのご挨拶の基本理念を定め、町の責務及び町民の役割を明らかにすることにより、おもてなしのご挨拶をもって来訪者を歓送迎し、心地よい感動を与えられる魅力あふれる下諏訪町を実現することを目的とする。  (定義) 第2条 この条例において「おもてなしのご挨拶」とは、来訪者を温かく歓送迎するため、思いやりを持ってする日常的な挨拶及び会話のことをいう。   2 この条例において「町民」とは、町内に在住し、在勤し、又は在学する個人をいう。  (基本理念) 第3条 おもてなしのご挨拶は、町及び町民が地域の自然、歴史、文化等に対して理解と関心を深めるとともに、誇りと愛着を持って行われなければならない。   2 おもてなしのご挨拶は、町と町民の協働で推進しなければならない。   3 おもてなしのご挨拶は、年齢、性別、国籍等にかかわらず、誰もが心地よい感動が得られるよう推進されなければならない。  (町の責務) 第4条 町は、前条に定める基本理念にのっとり、おもてなしのご挨拶に関する施策を総合的に策定し、実施する責務を有する。   2 町は、町民によるおもてなしのご挨拶の推進のための自主的な取組の促進を図るため、町民に対し、相互の連携の推進、情報の提供、啓発活動その他の必要な支援を行うものとする。   3 町は、おもてなしのご挨拶に関する施策の実施に当たっては、その効果的な実施を図るため、国、県及び他の地方公共団体並びに町内の関係団体との連携を図るものとする。  (町民の役割) 第5条 町民は、自らがおもてなしのご挨拶の推進の担い手であることを自覚し、おもてなしのご挨拶により来訪者を歓送迎するよう努めるものとする。   2 町民は、第3条に定める基本理念にのっとり、町が実施するおもてなしのご挨拶に関する施策に積極的に参画し、町と協働するよう努めるものとする。    附 則  この条例は、平成27年7月1日から施行する。 ────────────────────────────────── ○議長 次に、提案者に提案理由の説明を求めます。松崎茂彦議員、登壇の上、御説明願います。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 それでは、議員提出議案第1号 下諏訪町おもてなしのご挨拶条例について御説明申し上げます。  最初に、条例制定の趣旨、提案に至る経過についてですが、一つ、下諏訪町憲章に「思いやりの心をもち、うるおいと安らぎのある住みよいまちをつくります」とあります。町章は「和」を表現しており、総合計画において協働と交流により輪が広がるまちづくりが着実に進められておりますが、町民の積極的な参加により、町全体に「おもてなしのご挨拶」の輪を繰り広げることは、「住んでよかった、訪れてよかった」と思える活力に満ちた地域社会づくりの意識高揚に資するものと思います。  2、地方分権も相まって、全国各地で「おもてなし」の心を持って温かく迎え、心を込めて接し振る舞うことにより、何度も訪れたくなるまち、心地よい感動を与えられる魅力あるまちにするために「条例」が制定されています。  我が下諏訪町も名立たる観光地として、数多くの方々が訪れます。既に観光振興に関しては、まち歩きなどで温かな心配りが実施されておりますが、町民こぞって、来訪者に笑顔で明るい歓送迎の挨拶の言葉をかけるといった、私たちの心を込めた「おもてなし」の応対は、再び訪れたいと思われるようなすぐれた観光地の形成と魅力あるまちづくりにつながるものと思います。  3、平成22年の下諏訪町人権教育推進委員会により始まった「あいさつ運動」は、児童・生徒の登下校時やふだんの生活の中で続けられ、現在では婦人会の皆様を初め、各種団体等にまであいさつ運動の広がりを見せています。快活なその姿は随所で称賛、評価されており、この実例、評価をベースとするこの条例の制定は、今後さらに、町民こぞって町全体レベルにまで広く進展することから、まちの随所で交わされる「おもてなしのご挨拶」は必ずや町を散策する来評者に、素朴ではあるが、双方向的好感度を得るものと確信します。  4、社会生活を営む上で常識と覚えます「あいさつ」を、あえてキーワードとする取り組みは全国的にも例のないものと思われますが、罰則規定を持たないこの条例の発信定着は、とりわけ長寿者が多く住む当町において、災害等有事の支援活動など、万一に備えての連帯感の醸成にも寄与するものと思考します。  これらの期待を込めて、この条例の制定・取り組みが行政はもとより、町民の皆さんのおもてなしの心をさらに醸成していく絶好の機会になるかと考えております。  次に、条例の骨子と内容について御説明いたします。  前段には、「美しい高原と湖に囲まれ天恵の温泉と古きよき伝統文化をもつ下諏訪町は、多くの命を育み、人々の暮らしに潤いと安らぎを与える山紫水明の地であり、そこに暮らした人々が長い歴史と個性ある文化を築いてきました。この豊かな自然と先人が長い年月をかけて築いてきた歴史や文化は、かけがえのない財産であり、下諏訪町の魅力です。そして下諏訪町を訪れた方々にもこの魅力に触れていただくことが、わたしたちの願いです。そのためにわたしたちにできることは「おもてなしのご挨拶」をもって来訪者を歓送迎することです。中山道と甲州街道が出会ういで湯の宿場町に育まれたおもてなしの心は、長い歴史を経て下諏訪の人々に根付いています。わたしたち一人一人がそのおもてなしの心を改めて認識し、来訪者を歓送迎することは、相手の方を幸せにするとともに、わたしたちの幸せにもつながります。それによりわたしたちが愛するまちは、さらに魅力あふれるまちになっていきます。わたしたちは、明るくおもてなしのご挨拶をもって来訪者を歓送迎することにより、魅力あふれる下諏訪町を目指すことを決意し、この条例を制定します。」と下諏訪町の歴史文化を披瀝しつつ、その独自性と思いのたけを掲げております。  以下、第1条は目的として、下諏訪町におけるおもてなしのご挨拶の基本理念を定め、町の責務及び町民の役割を明らかにすることにより、おもてなしのご挨拶をもって来訪者を歓送迎し、心地よい感動を与えられる魅力あふれる下諏訪町を実現することを目的とする。  第2条では定義として、「おもてなしのご挨拶」とは、来訪者を温かく歓送迎するため、思いやりを持ってする日常的な挨拶及び会話のことをいう。  2項としまして、この条例において「町民」とは、町内に在住し、在勤し、又は在学する個人をいう。  第3条の基本理念として、おもてなしのご挨拶は、町及び町民が地域の自然、歴史、文化等に対して理解と関心を深めるとともに、誇りと愛着を持って行わなければならない。  2項、おもてなしのご挨拶は、町と町民の協働で推進しなければならない。  3項、おもてなしのご挨拶は、年齢、性別、国籍等にかかわらず、誰もが心地よい感動が得られるよう推進されなければならない。  第4条、町の責務として、町は、前条に定める基本理念にのっとり、おもてなしのご挨拶に関する施策を総合的に策定し、実施する責務を有する。  2項、町は、町民によるおもてなしのご挨拶の推進のため自主的な取組の促進を図るため、町民に対し、相互の連携の推進、情報の提供、啓発活動その他の必要な支援を行うものとする。  3項、町は、おもてなしのご挨拶に関する施策の実施に当たっては、その効果的な実施を図るため、国、県及び他の地方公共団体並びに町内の関係団体との連携を図るものとする。  第5条、町民の役割として、町民は、自らがおもてなしのご挨拶の推進の担い手であることを自覚し、おもてなしのご挨拶により来訪者を歓送迎するよう努めるものとする。  2項、町民は、第3条に定める基本理念にのっとり、町が実施するおもてなしのご挨拶に関する施策に積極的に参画し、町と協働するよう努めるものとする。  そして、附則としまして、この条例は平成27年7月1日から施行する。以上であります。  また、本条例は町民に強制するものではなく、条例制定を契機に町民一人一人がおもてなしについて考えるきっかけになれば、また地域の魅力を再発見することで、下諏訪町への愛着と誇りを持ち、それをもって今以上に観光客の皆さんを気持ちよくお迎えすることへのきっかけになればという目的に鑑み、罰則規定の定めはありません。  以上、御説明申し上げましたが、本条例は環境条例でもありますので、議員全員の御賛同が得られますよう、よろしくお願い申し上げます。以上であります。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小口峯一議員。 ◆小口議員 過日、この条例案が提示され、全協で審議した折、一番初めに出た質問が、唐突ではないかと、なぜ今、この条例をお出しになったんですかという質問がありました。提案者のほうから説明はあったんですが、内容について私は何とも理解しがたい。説明はされたんですけれども、納得がなかなかできないということで、多くの議員がもう少し時間をかけてやったらどうでしょうかと言っておりました。  私自身も、例えば一番最近の例、議会基本条例、2年前に同じような形で議員提案で制定をしました。でも、あのときは何十回も、もう38回という会議を開いて、特別委員会までつくり、視察までしたり、そういう経過を経て、パブリックコメントも得ながら、その中で初めてやっとの思いで制定されたというふうに私は理解をしております。  そういう点で、もう一度、この場でお聞きします。なぜ今、この条例案を出さなければならないのか、お尋ねいたします。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 趣旨説明の中でも御説明申し上げましたけれども、子供たちによるあいさつ運動からかなりの年月がたって、町のあちこちで本当に爽やかな感じで挨拶をする姿を見受けます。このことがかなり町にも浸透してきており、町民の皆さんからも「やあ、すがすがしいね」というような本当に称賛の言葉もあります。加えて、高等学校を初め、先ほども話しました婦人会の皆さんも、こぞってこの挨拶というものに現在参加し、活動を続けております。  そういった、その実態、内容を見まして、これは子供たちばかりでなくて、町民全体でこの運動を盛り上げて、条例という名の中で下諏訪が一丸となってやっていくいい機会ではなかろうかと。時あたかも、御柱とかもろもろの観光に対する大きなイベントも控えているところであります。既にもう実績のある一つのテーマでありますし、そういった下諏訪町のみんなの協働の力を高める意味でも、ちょうど今、いい機会であろうと。  私もこの4年間、折に触れて町の活性化、観光振興についてはるる提案したりしてきましたが、これにつきましては、今こそ、そういったものに取り組む絶好のチャンスだと、こんな観点から提案に及びました。以上です。 ○議長 小口峯一議員。 ◆小口議員 この部分は何回聞いても、私、わからない部分があるんですが、時間をかけてやったほうがいいんじゃないかなという気持ちはあるんですが、今がチャンスだというあたりが何とも私としたらよく理解できない部分ではあります。  もう一つ、お聞きしたいことがあります。今の提案者からの説明の中にも、町内において既に中学生たちを主体として大きなあいさつ運動の輪が広がっており、非常に好感を得られていると。それは確かに町長も以前に一般質問の席でも認めておりました。私もそう思います。  しかし、これは自主的にやっているから気持ちがいいんであって、これ決められたことになったら義務になっちゃうんですね。やっぱりどちらかといえばプロジェクト、挨拶プロジェクトのような形でやれば、一般質問の席で何回も質問をした、どうしても町長や理事者がうんと言ってくれないというような場合には、じゃあ対抗手段として条例案を考えようということもあり得るかもしれませんけれども、なぜ、今までそれだけの思いがあったなら、一般質問の場とか、そういう場で意見をお出しにならなかったのか、なぜ今までずれ込んできたのか。4年間の議員生活の中でどうして言うことができなかったのか、言えなかったのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 お答えします。4年前から温めたことでなくて、最近の事例、また町民の皆さんの声等いろいろしんしゃくする中で、私は自分の住んでいる町をよくしたいと、町を活性化させたいと、そんな一念から、こういった運動がまさに適しているものと、このように確信しております。  若干、見解の相違はあろうと思いますが、私はこういったもので町民が一丸となって、もとよりコンパクトな町でありますので、こういうものでさらなる町の発展、未来づくりを育むことも間違っていないと、そういう確信からこの提案に及んでおります。以上です。 ○議長 そのほかに質疑あります方は御発言願います。 ○議長 藤森スマエ議員。 ◆藤森議員 小口議員とダブる部分があるんですけれど、おもてなし、それからまちづくり、挨拶という部分では、私ももう4期、議員をやってくる中で、かなりの部分で町の姿勢もただしたり、そして町へも提案をずっとしてきて、その中でコンタクトをとりながらいろいろ進めてきた経過があります。  今回、全協に松崎議員が提起されたときに、まだ3月議会の一般質問の提出前だったと思うんですね。ですので、やはりこの条例の中にも町の責務とかいろいろありますので、町側の答えを一般質問の立場で3月議会に一般質問したらどうでしょうかという提案をその場でもしてきましたけれども、なぜ、その一般質問をしなかったのかなというのが今でも気になっていますので、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 この件につきましては、唐突というような表現もありましたけれども、議長並びに議運の委員長さんにもそれとなく、1年も2年も前というわけではありませんが、一応、こんなことを考えているんだというお話はした経過があります。そういった中で、審議を全協でも何時間かの質疑応答の中で進行している提案だったもんですから、一般質問では殊さらあえてそのことには触れずに今日に至ったわけであります。 ○議長 中山 透議員。 ◆中山議員 この条例制定に対しての確認事項という形でお伺いしたいわけでありますが、第4条のところで町の責務というものがあるんですが、この町の責務については、町とはどのような対応をとられたのか。町では、これは間違いなく了承ができているという形でよろしいのかどうなのか。  あと町民の役割、第5条のところでありますが、この部分についてはどのようなパブリックコメントをおとりになったのか。要は皆様から聞いたということよりも、やはりこういう住民の役割をつくる部分については、やはり私はパブリックコメントみたいなものが必要だと思うんです。そういうような正式なものですね。非公式なものではなくて、正式なものとして何かデータまた書面は何かお持ちであるのであれば、そこら辺はどのような意見があったかというところをお伺いしたいと思います。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 特にパブコメはありませんが、随所で、このことについては町民の皆さんの考えやどんなもんかというような感触は、私なりきには探ってきたつもりであります。その中で言葉は適切かどうかわかりませんが、悪いこんじゃないし、いいこんだから頑張ってねと、そんなように背中を押された経過も多々あります。 ○議長 もう1点、町の責務というのは。 ◎松崎議員 町の責務につきましては、条例だもんですから、それ相当の重みがあるということの認識の中で、条例の文言についてはしかるべき詳しい方のアドバイスを受けてあります。それから、かなり遅くなってしまって、まことに唐突ということではありましたが、全協の後、町長さんにはこんなことを現在審議していただきますということを、大変おくればせで申しわけなくおわび申し上げながら経過説明をした経過があります。 ○議長 そのほかによろしいですか。 ○議長 中山 透議員。 ◆中山議員 済みません。その4条のところでもう少し詳しくお伺いしたいんですが、町部局として、いいですよということを言われたということですかね。おくればせながら言いましたというだけだと、ちょっとその答えにならないです。  要はこれ町の責務が載っているわけですから、町にも責任が出てきますよね。「実施する責務を有する」、「必要な支援を行うものとする」、「連携を図るものとする」という部分があるわけですから、そこら辺の部分はしっかりやっていただけるという形の中で、書面をいただいているなり、いいですよという町部局との確認事項があったのかどうなのか、その確認をお願いしたいと思います。 ○議長 松崎茂彦議員。 ◎松崎議員 そういった正確な言質なり、これをどうするというような契約なり、確約はいただいてありません。 ○議長 そのほかに質疑ございますか。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。本案につきましては総務経済常任委員会に付託いたします。  ここでお諮りいたします。ただいま午後4時ちょうどであります。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
                  (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。再開は総務経済常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、総務経済常任委員会の皆さんは直ちに委員会を行いますので、議会全員協議会室へ御参集ください。暫時休憩といたします。             休  憩  午後 4時00分             再  開  午後 4時50分 ○議長 ただいま午後4時50分であります。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  ここでお諮りいたします。本日の日程ですが、本会議の議事日程が終了するまで時間延長をしたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、議事日程が終了するまで時間延長をいたします。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、休憩中に御審議いただきました議案について総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。林 元夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 林委員長。 ◎総務経済常任委員長(林) では、審査報告をさせていただきます。  議員提出議案第1号 下諏訪町おもてなしのご挨拶条例の制定について、本委員会は、平成27年3月24日に付託された上記議案について審査した結果、継続審査としたから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  それでは、審査報告をさせていただきます。  議員が政策提言していくことは大切なことであるが、こういう条例を制定することがよいのか、今の段階では疑問である。挨拶は社会規範の中でやっていくことでもある。気持ちよく浸透していくためには、町民の意見を広く聞く必要があるし、いろいろな団体から意見をもらったりして決めていく必要もあるので十分な審査をしなければいけない。拙速に結論を出すことはできない。また、この条例提出によって町民に議論が広まり、周知徹底できると思うので継続審査が妥当だと思うという討論がありました。  審議の結果、挙手全員、よって、本案は継続審査とすることに決定いたしました。  以上、総務経済常任委員会の報告といたします。 ○議長 次に進みます。議員提出議案第1号 下諏訪町おもてなしのご挨拶条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。議員提出議案第1号に対する委員長報告は継続審査であります。本議案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数。よって、議員提出議案第1号は継続審査とされました。 △<総務経済常任委員会の閉会中の継続審査について> ○議長 追加日程2の日程第1 総務経済常任委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。総務経済常任委員長から会議規則第71条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、総務経済常任委員長から申し出のあった審査については閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 3月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る3月2日に開会されて以来、議員の皆様方におかれましては本日まで23日間の長きにわたり、本会議並びに各委員会を通じまして、熱心に、また慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  このたびの議会では、平成27年度の予算案を初め、御提案を申し上げました諸議案につきまして、全て原案どおり御議決を賜り、まことにありがとうございました。  御審議をいただく中で、お寄せをいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、町の行財政に反映できますよう、速やかに検討させていただく所存でございます。  さて、新年度予算が成立いたしました。数多くの新規事業を盛り込ませていただきましたが、行財政運営の健全性を堅持しながら、住民要望に応えるべく、迅速かつ着実に事業を実施してまいりたいと考えております。改めて議会の皆様を初め、町民の皆様のさらなる御理解と御協力をお願いするところでございます。  さて、在職中、数々の御功績を残されました議員の皆様方の任期も間近に迫ってまいりました。特に緊急の事案がない限り、本日をもって任期最後の議会となるわけでありますが、感慨もひとしおであろうと御推察を申し上げます。  4年間の任期のスタートは、東日本大震災直後でございました。日本全体が大きな混乱の中にありましたが、議員の皆様方におかれましては、一貫して町民生活の向上を念頭に置かれ、町の発展に御尽力を賜りましたことに、心より敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  ここで引き続き出馬される方々、また御勇退される方々、それぞれおいでになるわけでございますが、出馬される皆様におかれましては御健闘をお祈り申し上げます。また、御勇退なされる皆様におかれましては、町政に対しまして、在任中と変わることなく引き続き御指導とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  多年にわたる皆様方の御労苦と御厚情に対しまして、心より感謝を申し上げますとともに、健康には十分御留意され、ますますの御活躍を御祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。御苦労さまでした。 ○議長 平成27年3月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  本日をもちまして、平成23年5月からの任期中における定例会は全て終了いたしました。この任期中、町民に開かれた議会を目指し、議員13人がそれぞれの考え方の違いや立場の違いを超えて協力し、議会活動に取り組んでまいりました。懸案の議会基本条例も昨年4月より施行しておりますが、制定を起案してから6年の検討期間を経ての施行であり、しっかりした論議を経ての制定は、議論を本旨とする我が議会の誇りであります。  また、基本条例に基づき議会報告会を定例的に開催し、町民の皆様との交流を深めたこと、議会だよりを定例議会ごとに発行し、議会活動をスピーディーに町民の皆様にお伝えしたことは、今後の住民と議員のかかわり方のベースラインを定めたものと考えております。ただ、私の掲げたもう一つの方針、各種団体との懇談は、その関心度において意図したほどでなかったことは悔いとして残っておりますが、ともあれ任期中における議員各位、事務局の御努力、御支援には心から感謝を申し上げる次第であります。  さて、私どもの任期最後の1年、13人でスタートした議会でしたが、期間中に2人の仲間がいなくなり、さらに1人が体調を崩し、3月議会は10人で行わざるを得ない状況になりました。特に、予算審査委員会にては4人の委員で対応するという大変厳しい状況に追い込まれました。それにもかかわらず、該当委員会の委員の皆様には通常以上の熱い審査をいただき、感謝をするところでありますが、一方、多面的な切り口による審査にはなり切れなかったことは、町民の皆様に深くおわびする次第であります。  議員定数論議も今後出てくるでありましょうが、本議会において期せずして、その試み体験をしたことが今後の議論の一つの解になろうかとも思っております。  さて、私は任期後半の2年間を議長として務めさせていただきました。期間中における議員はもちろんのこと、青木町長を初め、理事者、職員の皆様方の一方ならぬ御指導、御鞭撻により本日を迎えたことは、まことにありがたく、中山副議長ともども厚く御礼を申し上げます。  あわせまして、今回退職される5人の課長のほか、職員の皆さんには長年にわたって町のために特段の御苦労をいただきました。この場をお借りし、重ねて御礼を申し上げるとともに、今後の人生に幸多かれと心からお祈り申し上げます。  迎える新年度では町の体制も新たになり、議会もまた新たな構成にてスタートいたします。新しい酒袋には新しい酒を入れて、地方創生がテーマであるこの時期に、町民、町当局、議会が一体となり、下諏訪町のさらなる発展と住民の皆様の幸せづくりに御尽力いただきたく存じます。  最後になりますが、改めて、この4年間の皆様方の御高配に深甚なる感謝を申し上げ、私の締めの挨拶といたします。まことにありがとうございました。  以上をもちまして、平成27年3月下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。  ただいま、午後5時02分でございます。これをもちまして、平成27年3月下諏訪町議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでございました。             閉  会  午後 5時02分  平成27年3月24日          下諏訪町議会議長   中 村 奎 司          下諏訪町議会副議長  中 山   透          署名議員       青 木 利 子          署名議員       林   元 夫          署名議員       小 池 忠 弘                 下諏訪町議会役員構成            議   長   中 村 奎 司            副 議 長   中 山   透    ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  林   元 夫     委 員 長  藤 森 スマエ   副委員長  青 木 利 子     副委員長  金 井 敬 子         津 金 裕 美           松 崎 茂 彦         河 西   猛           小 口 峯 一         小 池 忠 弘           中 山   透...